7月北欧、ノルウェー。
そこは息を呑むようなフィヨルドの絶景と、財布の中身を消し飛ばす「破壊的な物価」が共存する国だ。
本記事は、水1本に600円の国で、駅舎で夜を明かしたバックパッカーのサバイバル記録である。
白夜のオスロ:沈まない太陽とサウナ

夕方23時
宿がとれてなかったため、最初の夜はベンチで夜を明かした。
オスロの海へダイブ!極上のサウナ体験
眠気覚ましに向かったのは、オスロの海に浮かぶサウナだ。
熱々のサウナで体を温め、そのまま冷たい北欧の海へダイブする。現地の文化に触れる、数少ない「贅沢」な瞬間だ。

国立美術館と、日本への留学生
日中は「国立美術館(Nasjonalmuseet)」へ。
当時、ここにはゴッホの「ひまわり」が展示されていた。
写真は撮り忘れてしまった。
街歩きの途中で、日本への留学を予定しているという青年「トルルス」と出会った。沖縄にワーホリするらしい。
彼に案内してもらい、オスロの街を1日かけて回る。
絶望の物価事情:水1本600円の世界
この旅で最も衝撃を受けたのは、やはり物価だ。
「45クローナ」。
当時のレート(2023年)で換算すると、水1本が約600〜650円だ。
寒すぎて買った「2万円」の命綱
さらに誤算だったのが気温だ。
夏とはいえ、北欧の夜は寒い。ましてやこれから挑むのは野宿旅だ。
あまりの寒さに命の危険を感じ、現地のアウトドアショップでジャケットを購入した。

お値段、2,001クローナ(約28,000円)。
結果としてこのジャケットがなければスイス、フランスで死んでたかもしれない。この旅で一番「役に立った」アイテムだ。
ベルゲン鉄道とフロム鉄道:絶景の駅舎泊
オスロを離れ、フィヨルド観光の拠点となる「フロム(Flåm)」を目指す。
まずはベルゲン行きの電車に乗り込み、途中の「ミュルダール(Myrdal)」駅へ向かう。

ミュルダール駅舎での2連泊
フロム鉄道への乗り換え駅であるミュルダールに到着したが、宿は取っていないというよりそもそも宿がない。
ここでの選択肢は一つ。「駅舎での野宿」だ。
私はこの駅舎で2泊することになる。
真夜中でも薄明るい駅のホーム。
世界の車窓から:フロム鉄道とフィヨルド
翌朝、世界で最も美しい鉄道路線の一つと言われる「フロム鉄道」に乗り込む。


終点のフロムに到着する

ボートから眺める雄大なフィヨルド
【旅の収支報告】4泊5日で使ったお金
- 飲食費:328.2 kr(約4,614円)
- 観光費:2,010 kr(約28,260円)
- 宿泊費:0円(野宿・駅舎泊)
- その他:2,001 kr(約28,130円)
合計:約61,009円
これからノルウェーを目指す旅人は、夏でも防寒対策だけは万全にしていくことを強くおすすめする。



コメント