旅は何ら高尚なものではない|地図にない旅の歩き方

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旅は何ら高尚なものではない

「ひとりで○○行くの?凄いね」「いい経験になるね」

国内・海外を問わず、「旅行好き」を公言する人は、一度はこう言われたことがあるのではないだろうか。
「海外旅行は人生の財産」であり、「将来の役に立つもの」。まるで、何か社会的にも価値のある、素晴らしい偉業を成し遂げているかのように称賛されることも多い。

けれど、やっていることを冷静に考えてみればどうだろうか。
予約をし、飛行機に乗り、ホテルへ向かい、チェックインを済ませる。交通機関で移動し、食事をし、観光を楽しむ。その過程で、現地の人と言語の壁を超えてコミュニケーションを取る。

一見凄そうに思えるが、スマホひとつで翻訳もナビも完結する現代においては、実は誰にだってできることだ。

学生から社会人にかけて、数十回の海外渡航と一人旅を繰り返してきた身としては、旅そのものは「社会性」や「社会貢献」といった行儀の良い場所からは、むしろ離れていく行為だと思っている。
そして、それでいいと思っている。

「ただ、楽しそうだから」

それが、私が旅をする最大の理由であり、私なりの唯一の正解だ。

私について

世の中には二種類の人間がいる。
地図を見て最短距離を行くのが好きな人間と、あえて遠回りを楽しむ人間だ。
私は、間違いなく後者だ。

幼少期から数学や自然科学に惹かれた。小学館の『宇宙』を愛読し、100ます計算を喜々としてやっていた。
その「好き」は長く続き、高校は理数科、大学は宇宙論を学ぶべく、物理学科に進んだ。
物理に代表される様に、理屈、理論が好きでいろんなことを考え、物事を決定し、生きてきた。

そうして論理の果てにたどり着いた結論は、

「今楽しいかどうか」で生きること。

感覚的にこの答えを持っている人もいるだろうが、私は20歳を超えて、頭でこの理屈をひねり出した。
これ以外にも多くの人が初期装備で備えている価値観や能力を、私は人一倍の「遠回り」をして獲得している自負がある。

そんな不器用な人間が書くブログだと思ってほしい。

このブログについて

ガイドブックに「右向け右」と書かれていたら、あえて左を向いてみる。
そこには大抵、舗装はされていないけれど、見たことのない景色が広がっている。

このブログでは、ガイドブックに載っている「正解の楽しみ方」も書くが、それ以上に泥臭いリアルを記したい。

  • 絶景の美しさよりも「その道中で何が起きたか」
  • ホテルのスペックよりも「そこでどんなことがあったか」

現場でしか知り得ない一次情報と、旅先で感じた生の体験を記録する。

もちろん、王道の観光地も好きだし、役立つ情報もたくさん発信していく。
そんなこのブログが、誰かにとっての旅のガイドになれば幸いだし、日常の「正しさ」や「効率」に少し疲れてしまった人にとって、「よき共犯者」になれることを願っている。

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