「伝統」と「最先端」、そして「驚異的な物価高」が混在する刺激的な街、ロンドン
定番スポット、サブカルチャー、そして少し足を伸ばして美しい田舎町「ライ(Rye)」までを巡る3泊4日のモデルコースを紹介する。
【1日目】到着、不穏な旋回と寒さの洗礼

11:40 ロンドン・ヒースロー空港への着陸直前、飛行機が上空を2周した。
「まさか不時着か?燃料を捨てているのか?」無事に着陸。
13:00 ロンドンの空は曇天、気温は低い。

セーターにスエット、機能性重視。
拠点:アスター ビクトリア ホテル (Astor Victoria Hostel)
今回の宿は「Astor Victoria Hostel」。
https://www.expedia.co.jp/London-Hotels-Astor-Victoria-Hostel.h16062204.Hotel-Information
ロンドンの中心部にあり、どこへ行くにもアクセスが良いゲストハウスだ。バックパッカーにとって立地は命である。
ロンドンの歴史とサブカルチャーを歩く
初日はロンドンの街をブラブラと散策。街のいたるところにユニオンジャックが掲げられており、「イギリスに来た」という実感が湧いてくる。
1. 歴史のすべてがここにある「大英博物館」
まずは世界最大級の博物館へ。
ここの展示はすごい。ヒエログリフやミイラといった古代エジプトの遺産はもちろん、驚いたのは「ここ50年くらいの歴史物」も展示されている点だ。
- ニルヴァーナ(Nirvana)の有名なCDジャケット
- 世界初のクレジットカード


人類の歴史の全てを網羅しようとする気概を感じる。
かなり見応えがあり、時間がいくらあっても足りない。
2. 創業1875年の老舗百貨店「リバティ(Liberty London)」
200年前からあるというショッピングセンターへ。

木造の重厚な内装や、クラシックなエレベーターがある。
3. 「Scooter Caffe」で一休み
歩き疲れたので、「Scooter Caffe」というカフェバーへ。
https://www.instagram.com/scootercaffe.uk/
アンティークなスクーターや雑貨が飾られた店内で、コーヒーではなくビールを流し込む。
4. スプレーアートの聖地「The Vaults」
「The Vaults London」が近かったので寄ってみた。
https://maps.app.goo.gl/q1dFEsKNTExsZfQ39
ここはトンネル全体がキャンバスになっているスプレーアートの聖地だ。

訪れた時も、ちょうど数人のアーティストがスプレー缶を振って絵を描いていた。ロンドンのアンダーグラウンドな一面だ。
5. 絶品!「Checkpoint German Doner and Fries」のケバブ
ロンドンの象徴、ビッグ・ベンを拝んで1日目は終了
夕食は「Checkpoint German Doner and Fries」のケバブ。

価格は9.5ポンド(約1,800円)。
ロンドンの外食費を考えると「安くて美味い」部類に入る。あまりに気に入ったので、帰国までに計4回来店。
【2日目】音楽、スポーツ、フィッシュアンドチップス
1. アジア人だらけの「アビー・ロード」
ビートルズのジャケット写真で有名な横断歩道へ。早朝に行ったにも関わらず、観光客で賑わっている。そして驚くべきことに、そこにいた人の9割がアジア人(主に中国人)だった。もちろん、私を含めて。
2. クリケット観戦の洗礼
この日はクリケット観戦リヴァプールFCのサッカーの試合を見に行くか迷ったが、見たことのない「クリケット」を選んだ。

「2軍の日本シリーズ」らしい
感想:クリケット、難しい。
1人目の打者で53点も入ったのに、2人目は1点しか入らなかったりする。ルールの奥深さに翻弄されながらも、英国紳士の嗜みを肌で感じた。
3. 伝統の味「フィッシュ&チップス」
イギリスといえばこれ。「美味しくない」という悪評を覆すべく、イギリスで一番歴史があると言われる老舗へ。
出てきたのは、巨大な白身魚のフライと、脇に添えられたポテチ(フライドポテト)。
味は「白身魚を揚げて、塩と胡椒をかけた味」。
それ以上でも以下でもない。
特段まずくはないが、特段おいしくもない。
お会計は23ポンド、4,500円。
4. カムデン近くの本屋「Walden Books」
場所を変えて、カムデン・マーケット(Camden Market)の近くにある本屋「Walden Books」へ。
古本が積み上げられた雰囲気のある店構えで、見応えがある。このエリアはマーケットもあり、雰囲気がとてもいい。
公園には卓球台があり、市民が楽しんでいる(ヨーロッパあるある)。
壁に無数の南京錠がかけられたスポット

5. 丸亀製麺と出前一丁
夕食「丸亀製麺」へ。

セルフサービスのシステムは日本と全く同じ。ただ、「出汁がかなり甘い」
それでも店内は大繁盛。価格は4.5ポンド(約850円)。
ロンドンの物価を考えると、これはかなり良心的だ。
海外でしかほぼ見ないインスタント麺「出前一丁」

【3日目】中世の面影を残す港町「ライ (Rye)」へのショートトリップ
3日目はロンドンを離れ、南部の田舎町「ライ」へ。
※注意: 列車のチケットは事前の予約が必要だ。
朝ごはんはムスリム街で、味は普通。

色濃い非日常と寂れた美しさ
ライはかつて密輸業者の拠点として栄えた町だが、中心部を少し離れると広い道や放牧地が広がっている。

1時間半ほど歩き、海へ向かった。
晴れているけれど、どこか寂しい。
店はガランとしていて、公共施設も少し廃れている。
地元の高校生の帰宅時間と被る
観光地化されすぎていない、生活感と寂寥感。
私が大好きな「色濃い非日常」がそこにあった。
夜は「例のケバブ」で締めくくり
ロンドンに戻り、夕食へ。

「Checkpoint German Doner and Fries」
安定の美味さ。
【4日目】帰国と「一番おいしかった食事」
帰国日の朝は早い。8時発のフライトのため、朝5時から空港ラウンジへ。

モーニングを食べるが、美味しくはない。
朝からビールを5杯ほど飲み、機上の人となった。
JALのエビカツカレー
帰りのJAL便。
機内食で出てきたのは「エビカツカレー」。
今回の旅で一番おいしいかったごはんはこれ。



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