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インドの治安に対して不安を感じる渡航者は多いですが、実際に隙を見せると被害に遭う確率が高まります。
インド・デリーで多発するぼったくり・詐欺の最新手口
1. リキシャ(三輪タクシー)での目的地偽装・高額請求

流しのリキシャに乗車しホテル名を告げると、「そのホテルは倒産した」「今日は道が封鎖されている」と事実と異なる理由で進行を拒まれるケースがあります。そのまま運転手へ高額なリベートが入る旅行会社や土産物屋へ連れ込まれる手口です。この場合は支払いをせず、即座に降車してください。
また、女性に対して「近くに良い店がある」とルート変更を提案し、歓楽街へ誘導しようとする事象も報告されています。いかなる提案にも「No」と断り続けてください。
2. 支払い時のルピー紙幣「すり替え」詐欺
支払いの瞬間こそ、運転手が詐欺を仕掛けてきます
乗客が手渡した500ルピー札(約900円)を瞬時に20ルピー札(約36円)へ隠し持ち替え、「金額が足りない」と追加の支払いを要求するすり替え詐欺が横行しています。
対策として、10〜100ルピー(約18〜180円)の少額紙幣を用意し、釣り銭が発生しない額を渡すのが確実です。高額紙幣を使用する場合は、「これは500ルピー札だ」と声に出し、相手の目を見ながら1枚ずつ手渡すルールを徹底してください。
3. 自称「駅職員・私服警官」による偽の誘導
ニューデリー駅のパハールガンジ側や、コンノート・プレイス周辺を歩いていると、首からIDカードを下げた人物が「チケットを確認する」「そこは行き止まりだ、公式案内所へ連れて行く」と接近してきます。
路上で接触してくる自称・駅職員や自称・私服警官は、悪徳旅行会社へ誘導する詐欺師である確率が極めて高いです。彼らの言葉には応じず、目を合わせずに歩き続ける対応が必要です。
4. 危険!水道水「詰め替えボトル」の販売詐欺
飲料水はキャップの未開封シールを必ず確認しましょう!
リキシャの運転手や路上の小規模な商店で販売されている水の中には、空になったペットボトルに水道水を詰めて再販しているものが存在します。これらを飲むと深刻な体調不良を引き起こすリスクがあります。
飲料水を購入する際は、「Kinley」や「Aquafina」などの大手ブランドに限定し、キャップ部分を覆うプラスチックの未開封シールが破られていないかを購入前に必ず目視で確認してください。
【体験談】デリーの路地裏でスマホ泥棒を捕獲した話

私がデリー市内で渋滞に巻き込まれ、リキシャが一時停車していた時の実例です。車体の外側付近でスマートフォンを取り出した瞬間、走ってきた若者に手元から端末をひったくられました。
反射的にリキシャを降り、逃走する犯人を入り組んだ路地裏まで追いかけて確保しました。警察へ通報する旨を伝えると、相手は謝罪の意思を示しました。
渋滞中のリキシャは「車外からのひったくり」の標的
リキシャは側面に扉がないため、乗車中は外部の道路側にスマートフォンを向けず、体の中心で両手で操作することが基本です。
支払い時や地図確認のために乗客が端末を出した瞬間を狙い、運転手と結託したバイクなどが車外からひったくりを行う事案が発生しています。
被害に遭わないため、日本人の「優しさ」は捨てよう
インドでは、日本国内の感覚で接すると被害を拡大させる要因となります。防犯意識を切り替える必要があります。
- 路上で話しかけてくる人物を警戒する
- 要求は大きな声で明確に伝える
- 車両のナンバーや支払い額面を撮影し証拠を残す
インドにおいて、安易な親切心は不当な要求を招く隙となります。毅然とした態度を保たなければ、数万円規模(+30,000円など)の金銭的被害を受けるリスクがあります。
インドの詐欺から身を守る!完全サバイバル防衛術
移動手段は「Uber」か「デリーメトロ」を徹底する
目的地偽装を防ぐため、移動時は「Uber」またはインドの配車アプリ「Ola Cabs」の利用を原則としてください。乗車前にルートと料金が確定し、GPSログが記録されるため、料金トラブルや不当な連れ込みを排除できます。
▼ ニューデリー駅周辺の場所
長距離移動においては、渋滞の影響を受けない「デリーメトロ」を活用します。路線網が発達しており、時間通りに移動できるうえに空調も完備されています。リキシャの利用は、メトロの駅から目的地までの短区間に限定することで、トラブル遭遇率を下げられます。
| アプリ / インフラ | 特徴・メモ | 公式サイト等 |
|---|---|---|
| Uber / Ola Cabs | 乗車前に料金確定。ぼったくり・連れ込みをシステムで完全排除。 | [ Uberの公式サイトはこちら ] |
| デリーメトロ | 市内最速・最安・安全な移動手段。長距離移動の主軸。 | [ デリーメトロの公式サイトはこちら ] |
リキシャに乗る際は「シリアル番号」と「支払い額」を撮影

アグラのタージマハル周辺など一部の観光地では、犯罪後の特定を防ぐ目的でナンバープレートを意図的に削り落としている悪質な車両が存在します。
乗車前に、観光警察が導入している車体側面の「シリアル番号」を運転手の目の前で撮影してください。車両情報を記録したと示すことが抑止力となります。
また、乗車前の交渉では「乗客全員の総額」「荷物代込み」「途中停車なし」であることを確認します。スマートフォンの電卓に金額を入力させ、合意の証拠を視覚的に残します。乗車中もGoogle Mapsの経路案内を起動し、正しいルートを進行しているか監視を続けます。
ハッキングによる突然停止は即「112番通報」
電動リキシャを使った詐欺手口が発生しています。バッテリー管理システムの脆弱性を突き、外部からアプリを利用して走行中の車両を強制停止させます。
停止直後に通りすがりのふりをした不審者が現れ、修理代を要求してきます。不自然に車両が停止し金銭を要求された場合は、支払いを拒否し、速やかに警察(112番)へ通報してください。
オフラインは致命傷!常時接続できるSIM環境を準備する

Uberで車両を手配し、Google Mapsで走行ルートを監視するためには、常時インターネットに接続されている通信環境が不可欠です。オフライン状態で行動することはリスクを高めます。
渡航前に日本で「Airalo」などのeSIMを設定しておくか、空港到着時に「Airtel」等の物理SIMを購入し、通信インフラを即座に確保してください。
現地(ヒンディー語)サイトが発信する注意喚起まとめ
- 連れ込みの横行: 運転手の目的地変更には絶対に応じないでください。
- 強姦: 日本の数百倍の発生率です。
- ハイテクハッキング詐欺:車両を強制停止させて修理代を請求する手口
- 車外からのひったくり:スマホを出した瞬間を狙う共犯バイクの強盗が発生しています。
- ナンバープレートの隠蔽:犯罪後の特定を防ぐためにナンバープレートを削り落とした悪質な車両が存在します。
- 配車アプリの推奨: 流しのリキシャには絶対に乗らず、Uberを利用すること
- 証拠の提示:流しの車両は、乗車前に車両のナンバーや側面のシリアル番号を撮影し、運転手にアピールします。
- 毅然とした拒否: 運転手が「いい店がある」とルート変更を提案してきても、「No」と断り続け、しつこかったらもう下車しましょう
- 警察への通報: 走行中に不自然に停止し金銭を要求された場合は、支払いを拒否して警察(112番)を呼びます。
- 座席の工夫: スマホを操作する際は、車外からひったくられないよう車席の中央に座ります。
- 当たり屋への対応: 意図的に他の車両と接触する当たり屋もいます、警察(112)を呼びましょう。
※本記事に記載の各種詐欺手口や対策情報は、2026年7月時点のものとなります。



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