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この記事では、私が実際に半日でムラーノ・ブラーノ・トルチェッロの3島を制覇した実体験をもとに、ヴェネツィアの離島を最も安く、そしてトラブルなく攻略する方法を実体験と共にお届けします。
【チケット】島は「24時間券」で行こう!1回券は9.50€
離島への唯一の移動手段となる水上バス「ヴァポレット」。
1回券は「9.50€(約1,500円)」24時間券」は25.00€(約4,000円)
【結論】離島に行くなら「24時間券」一択
3島周遊で「1回券」を都度購入すると計38.00€(約6,000円)になります
島をめぐるなら「1日券」を買おう!ヴァポレットの乗り方は?
ヴェネツィアではヴァポレットが現地民や観光客の足です。
「ブラーノ島にだけ行きたい」という場合でも、本島から行って帰ってくるだけで「9.50€ × 2回 = 19.00€(約3,000円)」かかります。
3つの島を巡る場合、「本島 → 島A → 島B → 島C → 本島」と最低でも4回の乗船が必要です。
24時間券(25.00€ / 約4,000円)を買っておけば、時間内であれば本島内の移動にも使い放題という圧倒的な優位性があります。
| チケット種類 | 料金 | 公式サイト / アプリ |
|---|---|---|
| ACTV 1回券(75分) | 9.50€(約1,500円) | 🔗 ACTV詳細を確認 |
| ACTV 24時間券 | 25.00€(約4,000円) | 🔗 AVMアプリ詳細 |
乗り場は?おすすめの時間帯は?

離島行きの船は、中心のサン・マルコ広場付近ではなく、本島北側の海岸沿いにある「Fondamente Nove(略称: F.te Nove)」がメインの乗車ターミナルになります。(上記画像)
- 迷子回避の鉄則
- 本島の狭い路地ではGoogle MapsのGPSが頻繁に狂います。壁面上部にある黄色い案内看板「Per F.te Nove」の矢印に従って移動するか、乗船時刻の10分前にはターミナル周辺へ到着しておきましょう。
出発は午前中の早い時間帯(9時台)が鉄則です。
【実体験】半日でコンプリート!ムラーノ ブラーノ 3島周遊ルート
▼ ヴェネツィア本島 F.te Nove からムラーノ、ブラーノ、トルチェッロへ至る全体ルートマップ
各島の時間配分は?
各島での滞在時間の目安ですが、
ガラス工房や運河を楽しむ「ムラーノ島」で約1.5〜2時間、
カラフルな街並みで写真を撮り昼食を挟む「ブラーノ島」で約1.5〜2時間、
そして静かな「トルチェッロ島」で約1時間
を確保すれば、十分に満喫できます。
ちなみにブラーノ島を歩いていると、ピサの斜塔顔負けにはっきりと傾いている塔に遭遇します。地盤が緩いヴェネツィアならではの光景です。
ムラーノ島:ヴェネツィアン・ガラスの聖地

本島からの行き方(路線と所要時間)
本島のターミナル「F.te Nove」から、4.1番、4.2番、または12番線の水上バスに乗船します。約10〜20分間隔で運行しており、乗船時間もわずか10〜20分ほどで到着します。
ムラーノ島の見どころと街並み
ヴェネツィアン・ガラスの生産地として世界的に有名な島です。島を歩いていると、ガラス工房で職人が灼熱の炉を操り、見事な手さばきでガラスを形成していく熱気を肌で感じることができます。本島のサン・マルコ広場周辺の喧騒とは打って変わり、ムラーノ島の運河沿いは人も少なく、ゆったりとした時間が流れています。

ブラーノ島: カラフルな街並み

ムラーノ島からの行き方(船の乗り継ぎ)
ムラーノ島のガラス工房を満喫した後は、ムラーノ島内にある「Faro」乗り場から12番線のヴァポレットに乗船します。ここからブラーノ島までは約30〜40分の船旅となります。12番線は非常に混み合うため、早めに乗り場に並ぶことを推奨します。
どこを撮っても絵になる!写真撮影のコツ

ブラーノ島に上陸すると、まるで絵本の世界に迷い込んだかのような、赤、青、黄色と鮮やかに塗られた家々が連なっています。これは、昔の漁師たちが濃い霧の中でも自分の家を見分けられるように色を塗ったのが始まりだそうです。

どこを切り取っても絵になりますが、運河に架かる橋の上から両岸のカラフルな家を背景に撮るのが一番映えます。お昼どきを過ぎると細い路地が観光客で埋め尽くされるため、午前中のうちに到着して誰もいない路地裏でシャッターを切るのが、最高の1枚を残すコツです。
トルチェッロ島:ヴェネツィア発祥の地
この島が一番大好きでした。ヴェネツィアの島の中でも静かで、RPGの最後のほうにあるが、あまりイベントのない島のような、寂しげでいて、ワクワクする。

ブラーノ島からの行き方(所要時間わずか5分)
ブラーノ島からトルチェッロ島へは、12番線(または9番線)に乗ればわずか5分で到着します。すぐ隣に位置しているため、ブラーノ島と必ずセットで訪問しましょう。
静寂に包まれた歴史の島を歩く
観光客が押し寄せ、SNS映えを狙う人で溢れる前2つの島とは全く違い、トルチェッロ島には時が止まったような圧倒的な静寂が広がっています。ヴェネツィア最古の聖堂があり、のどかな自然の風景に囲まれているため、人混みに疲れたらここで一息つくのが最高の癒やしです。

ただし、トルチェッロ島は飲食店や公衆トイレなどのインフラが極端に乏しいです。トイレ難民になるのを防ぐため、必ず一つ前のブラーノ島、またはムラーノ島でカフェに入った際などに確実にトイレを済ませておく防衛策を徹底してください。
【注意】夕方15時~は混雑。乗船拒否トラップを抜けろ!
「ブラーノ発・本島行き」2〜3本見送ることも
離島めぐりで最も恐ろしいのが夕方の帰宅ラッシュです。15時〜17時頃になると、ブラーノ島から本島へ帰ろうとする観光客がターミナルに殺到します。ヴァポレット(12番線)はすぐに定員オーバーとなり、目の前で乗船を拒否されます。
そのまま2〜3本連続で見送る羽目になり、本島から乗る予定だった帰国便や他都市への長距離列車に間に合わなくなるという深刻なトラブルが頻発しています。

午前直行の「逆張り」と、ムラーノ島(4.1/4.2番線)経由の迂回策
▼ ブラーノ島周辺からムラーノ島を経由して本島へ戻る迂回ルート
この絶望的な積み残しを回避するためには、ルート構築で先手を打つ必要があります。
最も確実なのは、午前中の早い時間に本島から一気に最も遠いトルチェッロ島やブラーノ島へ「直行」し、午後にかけて本島側(ムラーノ島)へ戻る「逆張りルート」を採用することです。
もし王道ルートで進み、夕方のブラーノ島で大行列に巻き込まれてしまった場合は、本島直行便にこだわらず「とりあえずムラーノ島行きの船」に乗りましょう。ムラーノ島まで戻れば、12番線以外にも4.1番線や4.2番線など複数のルートが生きているため、そこから別路線に乗り換えて本島へ戻るという実践的な迂回策が使えます。
まとめ:ヴェネツィア離島は24時間券と時間配分で制覇せよ
ヴェネツィアの離島めぐりは、景色や食事は最高ですが、交通の便やトイレ事情など、サバイバル要素が強いのも事実です。1回券の罠を回避して24時間券を買い、夕方の混雑を逆算してスケジュールを組めば、美しいムラーノグラスや絵本のような街並みをストレスなく堪能できます。




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